8月、学生生活でおそらく最後になるであろうお盆を迎えた僕はいつも通り徳島県に帰省した。いつもならやることもなく怠惰に過ごすお盆も今年はいつもと少し違い、
充実した忙しさを味わえるお盆であった。
四国サミット in とくしま に参加してみた
トビタテ！留学JAPANの全国一期生はもはや
老害だと思う。
しかし、おもしろそうなイベントには加わりたくなるのがトビタテ生。
あるとき、facebook中毒の僕は四国サミット in とくしまのイベントを知る。
地元・徳島でトビタテ生が中心のイベントなら参加しないわけにはいかない！しかも、運営の人わかる！と思い、すぐさま申し込んだ。
参加者にはトビタテ生はもちろん、これからトビタテを受ける予定の学生や四国の大学に通ってる学生、あとはトビタテ生でもなければ四国出身でも四国に通ってもいない子なんかも参加してて、バリエーションに富んだメンツとなった。
本気と本音のグランドルール
今回の四国サミット in とくしま は二泊三日(8/10~12)、徳島大学で行われた。
地元民とはいえ、徳島大学で合宿できるのはワクワクしたｗ
本合宿のメインは徳島でバリバリ活躍してる方のお話を聞くのと、とことん話し合うグループワークであった。
特に話し合いにおいて、グランドルールが設けられていた。それが『本気と本音で話す』というもの。最初からこの姿勢を徹底することを言われたのは、個人的にとても心地よかった。話す相手と思ったことを本音でぶつけ合う時間は貴重だと思うし、またそれがほとんど知らない相手とゼロの関係から築けたことは大きいだろう。
講演者一人目はタクシー業界の若きカリスマ
徳島大学の集合場所に行くと、会場はびっくりするくらいオープンなスペース。教室とかをイメージしてたので、少し驚いた。けれど、これだけオープンな空間で学習と交流するスペースを設けている徳島大学が少し羨ましかった。
グループ内でのアイスブレイク（共通点探し）を終えて、さっそく一人目の講演者の方のお話を聞くことに。
一人目は吉野川タクシーの社長で、電脳交通の代表取締役の近藤洋祐さんだ。
近藤洋祐さんのプロフィール
日本タクシー業界を賑わす徳島の若き熱き経営者。高校卒業後、野球のメジャーリーグを目指すためにアメリカ大学に進学。しかし、メジャーへ夢掴むことが出来ず、卒業後帰国。 その後、祖父が社長を務める吉野川タクシーを継ぎ、その先見性と 挑戦心から20年連続右肩下がりだった会社を5年でV字回復させる (2016年3月に 、経済産業省「はばたく中小企業300社」を受賞)。海外や都市部など外の経験から見えた地域の課題と世界と関わることの面白さから、参加者が己の役割や将来を考えるきっかけや気づきを与える。次なる挑戦 ......『IT×交通』!!! （パンフレットから引用）
近藤さんはどんな生い立ちから、吉野川タクシーの引き継ぎ、電脳交通の創業、そして現在に至るまでを、おもしろくリアルに、ためになることを踏まえながら話してくれた。
年齢が32歳と年齢も近いのもよかった。
あと、長身イケメンだったから参加者の女性陣の心を鷲掴みにしていた (笑)
まあ、あんまり講師の方の話をつらつら書いてもよくないと思うので、印象に残ったことを書くと、
勝ち切るためには独創的な何かが必要
である。
一度や二度勝つことはできるかもしれない。
しかし、大事なことは勝ち切ることで、それには他の誰かがやっていないことをやる必要があるということ。これは、ある意味当たり前かもしれないが大事なことである。
近藤さんは真っ先にITに目をつけた。ITを活かせばもっと、交通も効率的で利用しやすくなるのではと考え、それが見事に的中した。
ちなみに吉野川タクシー乗ったけど、タクシーにナビの代わりにタブレットあってすごく新鮮だった。というか、かっこよかったｗ
経営者の熱いおじさんたちと飲んだ夜
近藤さんの講演のあとは、振り返りや参加者と１対1で話し合う時間があった。大学で何をしたいのか、これから何がしたいのか、どうなる予定なのか。現実と夢を話、互いのことを知ることができた。
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| グループワークでは近藤さんの話について思ったことを話し合う |
そして、1日目の夜は徳島の経営者のおじさんたちを交えた飲み会が開かれた。
ガイアの夜明け出てた兄弟や農業系のことしてる人、日本の大手企業を海外で渡り歩いて徳島で起業した人など。
でも、このおじさんたちとにかく
熱い、
熱い。マジで
熱い。
どんな事業をしていて、徳島にどう貢献したいのか、熱く語る。酒も飲んでるのでどんどんヒートアップして、その熱は学生たちにも伝染して、将来やりたいことや今の興味あることを話す。そして、おじさんたちは応援してくれる。
ある意味でここでも『本気で本音』ってのは反映されたんじゃないかな。
まあ、すごくためになる、そしてすごく楽しい飲み会だった。
ちなみに1時半まで飲んで帰ってからも、宿で4時くらいまで参加者と色々と語ってたｗ
後編は二日目と三日目について書きます〜！
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